海の安全運動推進連絡会議が4月23日、崎陽軒を海難防止啓発活動貢献で表彰した。
海上保安庁第3管区海上保安本部、東京湾海難防止協会とコラボ「横濱パイナップルケーキ黒糖」
東京湾海難防止協会が事務局を務める同会議は1989(平成元)年から、海の安全運動の推進に功績のあった団体や個人に表彰状、副賞を授与している。2023年は赤城乳業、FM NACK5、クリアウォーターの3社を表彰、今年は崎陽軒のみを表彰した。
崎陽軒は2023年7月16日~8月31日の海の安全運動期間に、海上保安庁第3管区海上保安本部、同協会とコラボレーションした「横濱パイナップルケーキ黒糖」を数量限定で販売。
パッケージに海上保安庁の「巡視船」「航空機」をあしらった。海上の緊急通報用電話番号の「118番」の周知やライフジャケットの着用を促すデザインで、海難防止啓発活動に貢献したことが評価された。
同本部と同協会は海難事故が多くなる夏に向けて、夏の事故ゼロキャンペーンを実施している。
崎陽軒広報の長谷川貴子さんは「当社の製品を通じ、安全な海の楽しみ方を知っていただくきっかけになり、海の事件・事故の未然防止に役立てたらうれしい」と話す。
崎陽軒の活動について、同協会の川口修さんは「当初の販売予定数量を期間内に達成するなど予定を上回る成果となり、海難防止啓発に多大な貢献があった」と話し、「これからも民間企業と協力して海の事故防止の啓発活動を行いたい」と意気む。
今年も7月中旬から、海の安全運動のキャンペーンを行う。