世界のトップアスリートが横浜に集結する「2024ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会」が5月11日に開幕した。
大会には、世界からトップアスリートが集結する。2カ月後に迫るトライアスロン競技のパリ2024オリンピックに向けた世界シリーズの今季の初戦となる大規模な公道レースで、山下公園周辺特設会場などで開催。パリ2024オリンピック日本代表選手選考大会として、国内の選手が出場権を賭けて競う。2023年大会にには2日間で延べ33万人の観客が集まった。
トライアスロンは、スイム(水泳)、自転車(バイク)、ランニング(ラン)の3種目を連続して行う競技で、2000年シドニー大会からオリンピックの種目となっている。横浜では、2009年に開港150周年記念事業として開催された「ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会」として始まった。
ワールドトライアスロンシリーズに併設されたエイジ大会は、「エイジグループナショナルチャンピオンシップシリーズ」として、16歳から80歳まで、約1,800人の幅広い年齢層の方々が参加する。
パラトライアスロンの大会では、昨年よりも10人増えて80人(5月8日時点)のエリートパラ選手が12クラスでスイム750m、バイク20km、ラン5kmのスプリント競技を競い合う。
横浜では、2024年は14度目の開催となる。パラトライアスロン競技は、2011年から横浜で実施され、リオ2016パラリンピックから正式競技となった。2017年から世界シリーズ化され、横浜は2024年で世界最多の7度目の開催となる。12日まで。