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野毛ちかみちで「のげちかマルシェ」 福祉事業所が作業所製品を販売

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 JR桜木町駅と横浜市営地下鉄桜木町駅の中間に位置する歩行者専用地下道「野毛ちかみち」で、市内の障害福祉サービス事業所が出店する「のげちかマルシェ」が行われている。

のげちかマルシェのフライヤー

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 横浜市や野毛地区振興事業協同組合が実施する「野毛ちかみち」活性化の取り組みとも連携して、地下道にブースを出店してパン、クッキー、弁当、アクセサリー、革製品、生活雑貨などを販売する取り組みで、2022年に始まり今回で6回目となる。

 主催は横浜市精神障害者地域生活支援連合会(市精連)、横浜市障害者地域作業所連絡会(市作連)で、福祉事業者の製品の販売場所を確保し、会員事業所の自主製品を販売して通所者の工賃の向上につなげることを目指す。

 市精連の大友勝代表らが、2022年1月に、横浜市が民間の事業提案を募集する「共創フロント」の提案募集「障害者が障害福祉サービス事業所等で製作した自主製品の販路拡大・販売支援に関する提案」に応募。「野毛ちかみち」で、官民連携により市内の作業所でつくった製品を販売するモデル事例をつくり、さらに市内の各地で公共空間を活用した同様の取り組みを広げていきたいと提案し、横浜市と「野毛ちかみち活用事業」を実施している野毛地区振興事業協同組合など地域団体との対話を重ねて実現した。

 今回は3日から3日間の開催期間中に、市精連の13事業所、市作連の7事業所が出店する。

 市精連販路拡大事業部担当でアニミ施設長の小林朋未さんは「障害があるなしに関係なく、心をこめて一所懸命作った商品の魅力を多くの人たちに感じてほしい。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。

 市精連の大友代表は「共生社会の推進の取り組みとして、野毛の地域の方々と横浜市や横浜市社会福祉協議会などの福祉関連団体との連携で、障害者による製品の販路拡大に取り組んでいきたい」と話している。

 開催時間は11時~17時、5日まで。

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