KAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町)で、「KAATマルシェ」が行われている。
横浜の地産地消をテーマに、約20種類の横浜産の季節の地場野菜や、あられ、クッキー、ドレッシング、パスタなどの横浜でつくられた食品を、横浜市庁舎2階の地産地消をコンセプトとするレストラン「TSUBAKI食堂」(中区本町)と横浜市役所でのイベント「夕方マルシェ」を手掛けるウッビースタイル(旭区柏町)が販売している。
また、鎌倉の「ブーランジェリーアンサンブル」(鎌倉市坂ノ下)によるパンの販売(6日のみ)、移動書店「ハリ書房」(東京都千代田区)によるKAATマルシェや劇場にちなんだ選書による絵本や書籍の販売のほか、子ども向けのものづくりワークショップや、スタンプを集めるとガラポンにチャレンジできるスタンプラリーも実施している。
マルシェは、「ひらかれた」劇場を目指し、アトリウムを会場として実施する「KAATフレンドシッププログラム」の一環で、劇場芸術監督の長塚圭史さんとTSUBAKI食堂の椿直樹さんが、同館広報誌「KAAT PAPER2023年冬号」で対談したことを契機に実現した。
イベントをコーディネートした神奈川芸術劇場広報営業課の佐藤道元さんは「外を歩く人々からも中が見えるKAATアトリウムでのマルシェは、普段、劇場でできないパイロット的な企画。劇場に親しんでいただき、劇場を開かれた場にしていくことを目指して、今後の定期開催も検討していきたい」と話している。
開催日時は、6日=11時~18時、7日=11時~16時。