「横浜トリックアート迷宮館」が7月11日、横浜ワールドポーターズ(横浜市中区新港2)にオープンした。
今回のテーマは「時空を超えた旅」。過去、現在、未来をそれぞれ「トリックアート」で表現し、作品を楽しみながら時間を越えた旅を楽しむことができる。
時間の移り変わりを感じられるよう、館内レイアウトに工夫を凝らした。総面積528平方メートルに3つのゾーンを設定、「ヨーロッパ散策ゾーン」「ジャングル探検ゾーン」「未来体験ゾーン」とテーマを分けた。総作品数は51点、初公開の最新作や新機軸のトリックを盛り込んだ作品も展示。
現在をイメージした「ヨーロッパ散策ゾーン」は世界の名所を体験しながら世界旅行を楽しむ。過去をイメージした「ジャングル体験ゾーン」は緑豊かなジャングルの中にある遺跡を探検しながら危機に立ち向かい、迷路を脱出。未来をイメージした「未来体験ゾーン」には最新作を投入。新しいギミック満載の作品で「トリックアートの未来」も表現した。
同美術館を運営するエス・デー(栃木県那須郡)は「トリツク写真撮影方法及びトリツクアートスタジオ施設」と「トリックアートを表現したシート」についての特許を1996(平成8)年に出願、翌年公示。「トリックアート迷宮館」の名称は2013(平成25)年に商標登録している。
エス・デーの清水洋信社長は「横浜みなとみらいという、新旧の文化が混在している魅力的な場所で、トリックアートを進化・発展させる一大プロジェクト。オープン以降も最新作を続々投入し、新しい驚きとアートの魅力を提案し続ける」と来場を呼び掛ける。
営業時間は10時30分~21時。入場料金は大人=1,300円、子ども(4歳~中学生)=900円。