崎陽軒公式キャラクターの「ひょうちゃん」が7月12日、「1日海上保安官」に就任し、海の安全運動に関わる安全啓発活動を行った。
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コラボレーションは昨年に続き2度目。第3管区海上保安本部横浜海上防災基地(横浜市中区新港1)で行われた「ひょうちゃん1日海上保安官任命式」で、ひょうちゃんは海上保安本部交通部長の稲葉健人さんから「わたしたちと一緒に海の安心・安全を守るお手伝いをお願いします」と書かれた「任命書」を受け取った。
任命式で稲葉さんは「崎陽軒は長く時間地元から愛されている企業。海上保安庁で海の事故防止の安全啓発活動を全国の人に伝えるのに協力いただき感謝。うみまるくんとひょうちゃんと一緒にどうやったら海を安全に楽しく遊ぶことができるかを広めたい」と話した。
崎陽軒の専務取締役の緑川美津雄さんは「118番という海の緊急連絡先を去年教えてもらった。皆さんに知ってもらい海難事故に役立てば」と応じた。
海上保安庁と横浜の企業のコラボレーションは横浜では崎陽軒が唯一。式典後には、海上保安庁側が崎陽軒に協力を申し出たのがきっかけで、海上保安庁の訓練船が横浜港に寄る時にシウマイを食べたエピソード崎陽軒なども紹介された。
任命式の後、海上保安庁のマスコットのタテゴトアザラシ「うみまる」とひょうちゃんは、海上保安資料館横浜館(新港1)で、海の安全安全啓発活動を行った。
川崎市から訪れ、安全啓発活動グッズを受け取った5歳の女の子は「崎陽軒のシウマイは好き?」と聞かれると、うなずいていた。
7月16日からの「夏の事故ゼロキャンペーン」期間中、崎陽軒は、海上保安庁と東京湾海難防止協会とのコラボレーション企画として、「海上保安庁×東京湾海難防止協会×崎陽軒 横濱パイナップルケーキ 黒糖 3個入」(700円)を数量限定で販売。パッケージには「海の緊急ダイヤルは118番」など「夏の事故ゼロへの願い」がプリントされている。