桜木町駅と運河パークを結ぶ都市型循環式ロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN」の累計搭乗者が7月24日、500万人に到達した。
動画で見る500万人記念式典 「YOKOHAMA AIR CABIN」
「YOKOHAMA AIR CABIN」は世界最先端の都市型循環式ロープウエーとして 2021年4月に開業。よこはまコスモワールドやワールドポーターズ、ハンマーヘッド、赤レンガ倉庫などみなとみらいを代表する観光スポットと、海を一望できる空中観光施設。
駅舎とキャビンはバリアフリー対応。空気の自然循環による換気システム、最新式の安全監視システムなど、環境に配慮しながら快適な搭乗を実現する最先端設備を導入。照明デザイナー石井幹子さんによる LED 演出照明もなされている。
500万人目ご搭乗者は相模原から電車で訪れたという平野綾恵さんと友麻くん(8歳)の親子。下車後に記念式典が開かれ、同ロープウエーへの搭乗は初という平野さんは「思ったより高くて、中が広くて、景色もよかった」と笑顔をみせた。「YOKOHAMA AIR CABIN」所長の舩田昌宏さんが平野さんに、花束と10万円分の商品券を記念に贈呈した。
同ロープウエーの搭乗者は初年度約120万人、2年目160万人、3年目が170万人。当初目標は年間200万人だったが、コロナの「蜜の回避」のため8人定員のキャビンを、グループごとに定員以下で搭乗するようとし、現在も相席をしないルールで運行を続けている。自身も毎日1度はロープウエーに乗っているという舩田さんは「家族など親しい人と快適にゆっくり乗っていただくということをこれからも目指していきたい」と話す。
「YOKOHAMA AIR CABIN」は「ありがとう500万人」と掲げる感謝イベントも用意。搭乗者全員にロープウエーのペーパークラフトの進呈や、よこはまコスモワールド大観覧車ペア招待券が当たるプレゼントキャンペーンを実施している。8月9日まで。