横浜市は、大学生や企業の若手社員などが参加して議論し、アクションを起こすきっかけとなるプラットフォーム「ヨコハマ未来創造会議」の本格始動を宣言するフラッグアップイベントを7月30日にVlag Yokohama(フラグヨコハマ、横浜市神奈川区鶴屋町1)で開催した。
「ヨコハマ未来創造会議」は、横浜市がGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の開催を契機に2023年度に立ち上げた会議体で、20年・30年先の社会を担う次世代の当事者である若者のネットワーク化と、新しい感性やアイデアなどを未来の横浜につなぐことを目指している。
イベントでは、若者たちが自然・人・社会が「共に持続するための最適解」についてのアイデアを紹介した。山中竹春横浜市長、フェリス女学院大学出身で乃木坂46の元メンバーの秋元真夏さんのほか、活動に共感・賛同する応援パートナーも参加して、未来に向け動き出した若者たちを応援した。
若者たちは、「サステナブル」「ネイチャーポジティブ」「サーキュラーエコノミー」「生物多様性」などのキーワードで、横浜で具現化したいアイデアについて発表し、活動をサポートする応援パートナー施設からのアドバイスを受けた。今後、アイデアをもとにプロジェクトデザインを進め、12月の最終発表会でプロジェクト提案を行う予定。
山中市長は、未来に向けて動き出した若者たちの活動に対するメッセージや、若者たちの活動への共感・賛同と応援の輪の広がりへの感謝と、今後の活動への期待について話をした。
若者の伴走役となる「GREEN×CAPTAIN(グリーン・キャプテン)」の秋元真夏さんと市長は、参加した若者たちにヨコハマ未来創造会議のオリジナル会員証を手渡した。会員証には、同会議のスローガン「あの時、横浜から。」が秋元さんの直筆で記されている。
同日、市は、若者たちの分科会活動の状況や最新のイベント情報、イベントレポートなどを閲覧できるウェブサイトを開設し、ヨコハマ未来創造会議を未来につながる人とアイデアのプラットフォームとして発展させていくために、活動を応援・協力するサポーターとして、「コミュニティサポーター」と「応援パートナー施設」の募集を開始した。