男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)の横浜ビー・コルセアーズは9月3日、河村勇輝選手の海外挑戦を応援するイベント「河村勇輝選手 出港式」を横浜BUNTAI(横浜市中区不老町2)で行った。
河村選手は2020年に当時最年少でBリーグに加入し、横浜では2023年にレギュラーシーズンMVPと最優秀新人賞を同時に受賞。日本代表選手にも選ばれ、身長が172センチとバスケットボール選手としては小柄だが、ポイントガードとして活躍している。
河村選手はNBAメンフィス・グリズリーズとの「エグジビット10」契約に合意。契約締結後渡米しトレーニングキャンプを経て、10月に開幕するNBA2024‐25シーズンでの本契約を目指す。
河村選手の「出港式」とうたった同イベントは「YUKI FANFES 2024」と「河村勇輝選手出港セレモニー」の2部制で行われた。第1部では河村選手と横浜ビー・コルセアーズの選手がバスケットボールやクイズで対決。「海賊(コルセアーズ)仲間」たちと楽しみながらも、持ち前の負けず嫌いを発揮。
第2部では河村選手の同チームでの4年間の軌跡を辿るスペシャルムービーの放映やラッシ・トゥオビヘッドコーチからの激励が行われ、ファンからメッセージBOXを受けっとった。
河村選手からは「4年間にわたり横浜ビー・コルセアーズで大変お世話になった。はじめの2年間では悔しい思いもしたが、チームメイトのおかげで、のびのびとプレーができた。パリオリンピックに向け大学を中退し、プロとして活動してからもたくさんの方々に支えられて、天皇杯ベスト4は一生の思い出になった。NBAで活躍してブースターのみなさまに恩返しをしたいと思う」と話した。