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弘明寺に「ピーチコーヒー」 横浜出身の若きバリスタが開業

スタッフの長友明希さん(左)と、オーナーの百崎佑さん(右)。百崎さんは「弘明寺かんのん通り商店街は、昔ながらの店と新しい店が入り交じる活気あふれる商店街。一緒に盛り上げていきたい」と話す

スタッフの長友明希さん(左)と、オーナーの百崎佑さん(右)。百崎さんは「弘明寺かんのん通り商店街は、昔ながらの店と新しい店が入り交じる活気あふれる商店街。一緒に盛り上げていきたい」と話す

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 コーヒースタンド「PEACH COFFEE(ピーチコーヒー)」(横浜市南区弘明寺町)が弘明寺かんのん通り商店街にオープンして、10月17日で2カ月がたつ。

ピーチコーヒー 弘明寺かんのん通り商店街と大岡川が交差する場所に

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 店主の百崎佑さんは都筑区出身の25歳。中学時代にコーヒーに魅了され、専門学校でバリスタの技術を学んだ。卒業後は都内のカフェで働きながら、横浜市内各地でコーヒーイベント「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL(ヨコハマコーヒーフェスティバル)」を開催するなど、カフェ運営のノウハウを培ってきた。開店前は、2022年から同商店街で一日限定のコーヒースタンドを定期的に開いてきた。

 同店は「まるでフルーツのようなコーヒー」をコンセプトに、世界各地から選んだスペシャルティコーヒーを提供する。全国のコーヒーロースターと提携し、月替わりで常時5種類ほどのコーヒー豆を取りそろえる。百崎さんによると、横浜市内にはスペシャルティコーヒーを提供する店がまだ少ないという。

 利用客は好みのコーヒー豆を選び、ひきたての豆をハンドドリップ(600円)やカフェラテ(580円)、アメリカーノ(550円)などさまざまな味わいで楽しめる。自家製レモネード(600円)やエスプレッソ・ジントニック(980円)なども用意するほか、エスプレッソを練り込んだソフトクリーム(550円)も人気だという。イートインも可能で、席数はテラス席を含めて10席。

 百崎さんは「単なるコーヒーショップではなく、地域のコミュニティー機能を果たすような店にしたい。今後は店内にミニギャラリーを設けるなど、幅広い世代の地域の人々が交流を深められる仕組み作りもしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~20時(日曜・祝日は17時まで)。月曜定休(祝日の場合は翌火曜)。

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