横浜市交通局は、国土交通省の実証運行に参画し、ベイサイドブルーと市営バス109系統特急の2路線で、11月6日から完全キャッシュレスバスの実証運行を実施する。路線バス乗車時におけるQRコード決済の実用性を検証することが目的。
109系統特急は横浜駅前~大黒税関正門前・C3バース・大黒海づり公園を運行
ベイサイドブルーは横浜駅前~山下ふ頭~横浜駅改札口前を運行、109系統特急は横浜駅前から大黒税関正門前・C3 バース・大黒海づり公園までを結ぶ路線。
期間中、現金での運賃の支払いはできなくなる。利用できるのは、交通系IC、1日乗車券、クレジットカードなどのタッチ決済、敬老特別乗車証、福祉特別乗車券等、市営バス定期券。
ベイサイドブルーのみ、ベイサイドブルーに設置されている敬老特別乗車証の読み取り端末を活用し、QRコード決済も利用できる。モバイルクリエイト(大分県)がQRコード決済サービスの読み取り機能を追加し、ネットスターズ(東京都)がQRコード決済の識別・管理機能を提供する。
利用できるQRコードブランドは、国内ブランド=PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ。海外ブランド=WeChat Pay、Alipay+、PromptPay、JKOPAY、GLN。
運賃は220円(子ども110円)。2024年2月28日まで、QRコード決済の実証実験は3月31日まで。