
相鉄アーバンクリエイツ、東急、UDSの3社が共同運営する横浜駅直結の複合施設「Vlag yokohama(フラグヨコハマ)」(横浜市西区高島)が、新たに5社の事業共創パートナーと協業することを発表した。
発表は11月7日に行われ、同施設が横浜エリアの課題解決に向けた共創の場としての役割をさらに強めていく。横浜市が立ち上げた「ヨコハマ未来創造会議」にも応援パートナーとして参画することが決定した。
今回、協業するのは、テレビ東京、東邦レオ、ADDReC、コードミー、スタジオプレーリーの5社。それぞれが専門分野を活かし、地域の事業共創や社会課題の解決に貢献する。テレビ東京は、地上波番組や配信企画を通じてフラグヨコハマで生まれるアイデアの発信を担う。東邦レオは、空間デザインやコミュニティデベロップメントを手がけ、横浜の歴史や地域資源を活かした心地よいコミュニティ作りを支援する。
ADDReCは、イベント企画や人材・企業のマッチングを通じ、横浜にイノベーションのエコシステムを根付かせる役割を担う。コードミーは、「香り」をテーマにしたアロマ空間デザインを行い、会員同士の交流を促進する。スタジオプレーリーは、自己紹介ツール「プレーリーカード」を活用し、施設内のコミュニケーションを活性化させる。
また、「ヨコハマ未来創造会議」への参画も決定。2027年の国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」を契機に2023年度に発足した同会議は、次世代を担う若者が横浜の未来について議論する場として機能している。フラグヨコハマは、各分科会の活動支援やイベント会場の提供を通じて、若者の新しい発想やアイデアを活かした取り組みを後押しする。