第101回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で総合優勝した青山学院大学陸上競技部の4選手、原晋監督、稲積宏誠学長ら10人が、1月27日に神奈川県庁(横浜市中区日本大通)を訪問し黒岩祐治知事に連覇を報告した。
青山学院は往路・復路ともに1位でゴールし、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8度目の総合優勝に輝いた。黒岩知事は「(連覇で)栄冠を勝ち取ってくれたことは県民全体も喜んでいる。ぜひ連覇を続けてほしい」とあいさつ。
原監督は「(前回の)100回大会は非常に苦しい中で戦わしていただいてなんとか勝つことができた。今年は順調にスタートラインに立てれば優勝できると確信していたので感染対策をしっかり整えてスタートラインに立てお陰さまで優勝できた」と報告。
9区を走った田中悠登主将は、「暑い日も寒い日もたくさん走ってきて、この夢の箱根駅という舞台で優勝を飾ることができてうれしく思う」とあいさつ。併せて「1年間追い求めてきた結果をチーム全員で、部員62人でつかみ取れたことをうれしく思っている」と喜びの心境を話した。
3連覇への要請に原監督は、「来年は、優勝が駒澤大学、2番中央大学、3番早稲田大学、4番國學院大學。そして青山学院は5番手に位置していると冷静に分析している。この一年をかけてこの順番は大きく変わる。コツコツと努力して3冠3連覇を目指せるようなチームを作っていきたい」と意欲をみせた。