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横浜八景島シーパラダイス(横浜市金沢区八景島)で3月1日から31日まで、ワカメを「知る」「獲る」「食べる」ことができるイベント「ワカメ収穫体験」が開催される。
会場となる「うみファーム」は、海の環境について学べる自然の水族館で、参加者は昨年12月に植えられたワカメを自らの手で収穫し、環境問題や地球温暖化対策としての「ブルーカーボン」の役割について学ぶことができる。
ブルーカーボンとは、海に生息する海藻・海草などの生きものによって吸収・隔離される二酸化炭素などの炭素のこと。森林が光合成して、二酸化炭素を吸収するグリーンカーボンと同様に、海の生きものも温室効果ガスの削減に関わり、地球温暖化を緩和する役割を果たしている。
横浜八景島シーパラダイスでは、海洋環境の保全活動の一環としてワカメの植付けや育成を行っており、イベントを通じてその取り組みを体験できる機会を提供する。
収穫したワカメは持ち帰ることができるほか、園内の「Seafood & Grill YAKIYA」でワカメの味噌汁を味わうこともできる。
開催時間は3月21日までの平日は14時30分から15時まで、土日祝日と22日から31日は13時30分、14時30分、15時30分の3回で、各回30分間。参加費は1組(最大4人)2,500円で、水族館の入館チケットが別途必要となる。定員は各回5組までで、公式ホームページにて事前販売する。