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郵船クルーズ、34年ぶりの新造客船「飛鳥III」 母港は横浜港

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 郵船クルーズは2025年7月20日に就航する「飛鳥III」のオープニングクルーズを2月20日、発表した。

マイヤー造船所 建造ドック内の「飛鳥III」

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 飛鳥クルーズの3番目の船となる「飛鳥Ⅲ」のコンセプトは「つなぐ、ちから。」。同船は1月18日にドイツ・パペンブルグのマイヤー造船所で、建造ドック(船渠(せんきょ))を離れ進水を開始した。

 「飛鳥Ⅲ」の船内は、明るく開放的で、客室はプライベートバルコニー付き。客室クラスはバトラーサービス付きの「ペントハウス」、快適さと自由を追求しワーケーションスタイルにも適した「スイート」、日本の生活スタイルに配慮した「バルコニー」の3つを用意。

 船内には、千住博さんのフレスコ画や、平松礼二さんの作品など、アート作品が展示されているのも特長。「食体験」も魅力のひとつで、フランス料理、イタリア料理などを6つのレストランで提供する。

 母港は「飛鳥Ⅱ」と同じく横浜港。オープニングクルーズでは日本国内の30港(横浜港を除く)に寄港。初航海となる「Maiden Voyage 函館・小樽」は横浜発着で、7日間で北海道2港を巡る「スロートリップ」で、ノスタルジックで歴史ある街並みと、食の街として知られる函館と小樽を訪れる。

 8月5日~8月16日は、同船初の日本一周クルーズ「Yokohama Debut Cruise 日本一周」を予定する。

 郵船クルーズの担当者は「横浜は、飛鳥クルーズとして、初代『飛鳥』『飛鳥Ⅱ』の発着港として多くの乗客を迎えてきた。明治時代から歴史的に日本郵船とのつながりも強く、横浜の人たちに支えられてきた」と話し、「7月20日は横浜港大さん橋国際客船ターミナルにて就航記念イベントも予定しているのでぜひ」と来場を呼びかける。

 オープニングクルーズの予約は4月3日から、飛鳥クルーズ公式ホームページと、旅行会社で受け付ける。

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