
三菱HCキャピタルリアルティ(東京都千代田区)とヒルトン(米国バージニア州)は3月10日、2026年前半に「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」(横浜市西区みなとみらい6)を開業すると発表した。
「ヒルトン・ガーデン・イン」は、世界64の国と地域で1,000軒以上を展開するフォーカス・サービスブランドで、国内では2軒目、関東では初進出となる。
同ホテルは、みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約7分、パシフィコ横浜やKアリーナ横浜から徒歩約5分の立地に位置する。地上21階・地下1階建てで、敷地面積9,113.12平方メートル、延床面積11,449.67平方メートル。客室は27平方メートルを中心とした232室で、料飲施設や24時間営業のセルフサービス店舗「The Shop」、フィットネスセンターを備える。
同ホテルは、2021年12月に開業し、2025年6月30日に運営を終了する予定の「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」をリブランドして、再開業する。
三菱HCキャピタルリアルティの田中秀和社長は発表にあたり「横浜市は日本で最初に開港した都市のひとつで、世界に開かれた訪問地としてさらに飛躍する可能性があると確信している。国内・インバウンド需要双方に対応し、横浜みなとみらい地区の発展に寄与することを期待している」と述べた。
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区代表のジョセフ・カイララさんは「横浜は国際的なビジネス・観光都市であり、『ヒルトン・ガーデン・イン』ブランドの進出を嬉しく思う」とコメントした。
ヒルトンは横浜エリアでの展開を拡充しており、2023年に「ヒルトン横浜」を開業し、2027年には「コンラッド横浜」を開業予定。