
横浜市交通局は、市営地下鉄全40駅45カ所に傘のシェアリングサービス「アイカサ」のレンタルスポットを設置する。
アイカサは24時間140円~ 月額280円で使い放題・2本同時レンタルもできる
市営地下鉄全駅で傘の貸し出しと返却が可能となり、急な雨でも濡れずに移動できるようになる。
「アイカサ」は、専用アプリを通じて傘をレンタル・返却できるサービスで、国内では約1,700カ所にレンタルスポットを設置(2025年2月時点)。アプリ上の地図を見ながら最寄りのスポットを探し、簡単に傘を借りることができる。料金支払いは、クレジットカードやキャリア決済に対応している。
横浜市交通局は、駅構内のスペースを活用した新たなサービスの導入を進めており、今回の傘シェアリングサービスもその一環。3月13日に、ブルーラインのあざみ野駅(2カ所)、中川駅、センター北駅、センター南駅、仲町台駅、新羽駅、北新横浜駅、新横浜駅、岸根公園駅、片倉町駅、三ツ沢上町駅。14日に、三ツ沢下町駅(2カ所)、横浜駅(2カ所)、高島町駅、桜木町駅、関内駅(2カ所)、伊勢佐木長者町駅、阪東橋駅、吉野町駅、蒔田駅に設置された。
4月8日に、弘明寺駅、上大岡駅、港南中央駅、上永谷駅、下永谷駅、舞岡駅、戸塚駅、踊場駅、中田駅、立場駅、下飯田駅、湘南台駅。9日にグリーンラインの日吉駅(2か所)、日吉本町駅、高田駅、東山田駅、北山田駅、都筑ふれあいの丘駅、川和町駅、中山駅に設置される予定。
今回の取り組みは、民間企業と協力し、新たなサービスを提供する「市営交通パートナーシップ事業」の一環。傘のシェアリングサービスを展開するNature Innovation Group(東京都新宿区)と提携し、駅構内のスペースを有効活用して利便性向上を図る。
横浜市交通局資産活用課の星野尊課長は「交通局では、駅構内の空きスペースの有効活用を進めている。アイカサを設置することで、お客様へのサービス向上のみでなく、横浜市が進めている循環型社会に向けた取組にも寄与すると考えている。市営地下鉄全駅に設置しするので、急な雨の際にはぜひご利用ください」とコメントしている。