
みなとみらい駅改札外のイベントスペース「みらいチューブ」(横浜市西区みなとみらい)で3月22日と23日、「かんきょう文化祭」が開催される。写真、ファッション、音楽、アップサイクルをテーマに、環境問題への関心を高める企画が展開される。
中学生・高校生を中心とした若い世代と大人が、写真やリメークファッション、音楽などの作品を通してを通じて環境問題を発信する場として2010(平成22)年より開催されている。
会場では、フォトコンテストやリメイクファッションショー、アップサイクル作品の展示・ワークショップ、音楽ライブなどが行われる。
「かんきょう『組写(くみしゃ)』フォトコンテスト」は、中高生が環境をテーマに撮影した写真を展示する公募展で、来場者の投票によって各賞が決定する。受賞者の表彰式は23日16時から開催する。
リメイクファッションショーでは、着なくなった服に手を加え、新たなデザインとして生まれ変わらせた作品を披露する。高校生から大人まで幅広い世代が参加し、作品の展示も行われる。
「アップサイクル広場」では、廃材や不要になったものに新たな価値を加えるワークショップが開かれる。元の素材や制作過程に工夫を凝らし、環境に優しいアイデアを形にする試みが体験できる。
音楽ライブ「ナッジGig!ライヴ」には、東京スクールオブミュージック専門学校の学生などが出演して演奏を披露する。
主催する「かんきょうデザインプロジェクト」代表の武松昭男さんは「環境の視点だけでなく、異なる分野から環境問題を見つめることを目的としている。作品や表現を通じて、参加者や来場者が感じたことを共有し、持続可能な未来について考える場となる。未来をつくるZ世代の作品を見ていただき、持続可能な社会を作るために必要なことを考え、当たり前を見直すことを考えてみてほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は、25日=11時~19時、26日=11時~16時30分。入場無料。