新進アーティストを横浜から世界へ発信する「横浜オペラ未来プロジェクト2006」は1月28日、モーツァルト生誕250年を祝うコンサート「モーツァルト・ガラ! ~港と海へのオマージュ~」を横浜みなとみらいホールで開催する。芸術監督・指揮は、プロジェクトの提唱者であり、欧州各地の歌劇場で活動する村中大祐氏が務める。昨年11月に開催された第1次オーディション通過者が、歌手とオーケストラ団員として出演する。18時開演で、料金はS席5,000円、A席4,000円、B席3,000円。コンサートに先立ち、1月19日より計4日間、BankART1929とみなとみらいホールで入場無料の公開リハーサルを実施する。同プロジェクトは、公募オーディションにより優れた若手歌手とオーケストラ団員を発掘し、世界的レベルの指導体制による研鑽の場を創出。公開リハーサルなどの地域に広がりを持った展開をするとともに、優秀な歌手には海外音楽祭のオーディションへの参加機会を提供するもの。8月26日に開催するオペラ公演では、世界的演出家ミヒャエル・ハンペ氏が芸術顧問として来日する。現在オペラ歌手部門の第2次募集を行なっている。問い合わせは、横浜みなとみらいホール(TEL 045-682-2000)まで。(写真 (C)木之下晃)
横浜みなとみらいホール