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パシフィコ横浜ノースで「サーキュラーエコノミーplus×EXPO」

横浜市が共創をテーマに市役所で開催したダイアログの様子

横浜市が共創をテーマに市役所で開催したダイアログの様子

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 パシフィコ横浜ノース(横浜市西区みなとみらい1)で3月23日と24日の2日間、「サーキュラーエコノミーplus×EXPO」が開催される。横浜市が主催し、地域循環型経済の実現に向けた取り組みや、持続可能な社会の構築について議論する。

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 横浜市が進める横浜版地域循環型経済「サーキュラーエコノミーplus」の事業の一環として、SDGsの達成を目指して官民の連携による社会課題解決の推進を目指す。2030年以降の未来社会を見据えた新たな発展を目指し、子どもから高齢者まで多世代が参加し、持続可能な社会のあり方を考える。主なテーマは、食やエネルギーの地域内循環、空き家や休耕地の活用、個々の志向に合わせた学び方や働き方、「人生100年時代」に対応した健康維持の仕組みなど。市民や事業者が業種を超えて対話し、共創の機会を生み出す場となる。

 1日目の23日は「子どもや若者と共に持続可能な自然とまちを考える日」と題し、「よこはま未来の実践会議」が開催される。小中学生が脱炭素や循環経済に関する活動成果を発表し、持続可能な未来を実践するチームの発足を宣言。高校生や大学生が成果を発表し、新たなプロジェクトの発足を目指す。「よこはま地域循環経済サミット」が行われ、農林水産業と福祉・教育・スポーツなどを組み合わせた「第8次産業」について議論が交わされる。

 2日目の24日は「持続可能な未来に向けた人生と社会をデザインする日」として、地域循環経済の形成に向けた具体的な議論が進められる。「よこはま地域循環経済サミット」の第2部では、市内商店街や住宅団地の担い手が、鉄道沿線や河川流域を活用した連携の重要性を議論。企業や学生、市職員が「サーキュラーエコノミーplusの実現」に向けた共創事業について話し合うグループディスカッションや、「政策経営フォーラム」として、地域経済の持続可能な成長や休眠預金を活用した資金調達についての議論が行われる。24日は一般社団法人「横浜イノベーション推進機構」が共催する。

 イベントは、横浜青年会議所、NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」、一般社団法人「YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス」、ハーチ、一般社団法人「サステナブル経営推進機構」の協力を得て開催。参加は、横浜市電子申請・届出システムの申込フォームで受け付ける。

 開催時間は23日=9時30分~18時45分。24日=9時~18時45分。会場はパシフィコ横浜ノース4階G401~404会議室。参加費無料。

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