
神奈川県民ホール(横浜市中区山下町3)大ホールで3月30日、「とびだせ!マグカル開放区 in 県民ホール」が開催される。県が主催する「ありがとう神奈川県民ホール」の一環として実施され、観覧は無料。
神奈川県民ホールは1975年1月に開館 老朽化を理由に3月31日で休館
神奈川県が文化芸術の振興と地域のにぎわい創出を目的に2019年から開催している「マグカル開放区」は、普段は日本大通り(中区)で開催。「とびだせ!」は、県内各地で実施する企画。今回は、老朽化に伴う長期休館を前に、神奈川県民ホールの大ホールで開催される最後の一般向けイベントとなる。
大ホールは総席数2,433席で、これまで国内外のオペラやバレエ、ポップコンサートなど多くの公演が行われてきた名舞台。イベントでは、その舞台に一般の来場者や公募出演者が立ち、演奏やダンスなどを披露する。
プログラムは「Kidsダンスステージ」、「オールジャンル」、「なりきり歌謡ショー」のほか、参加型の「みんなでマグカル・ダンスタイム」では誰でも舞台に立つことができる。
エントランス屋外エリアでも11時から16時までステージが設置され、フリースタイルフットボールやダンス、大道芸、マルシェなど多彩なパフォーマンスなどを行う。司会はFMヨコハマのDJ・鈴木まひるさんが務める。
神奈川県文化スポーツ観光局マグカル担当課の小板橋未紀課長は今回の開催について、「県民ホールは開館して50年で皆さまのそれぞれの思い出があるホール。今回の企画は県民への感謝の気持を込めて開催する。ぜひ足を運んでほしい」とコメントしている。
開催時間は10時開場、11時開演、16時終演で、事前申込みは不要。屋外エリアも11時から16時まで実施される。雨天時は屋外プログラムが中止または変更となる場合がある。