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Vlag yokohamaで「1日店長Bar」 日本酒片手にビジネス語る交流会

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 Vlag yokohama(横浜市神奈川区鶴屋町1)で4月9日、日替わりホストが店長を務める交流イベント「1日店長Bar」が開催された。

Vlag yokohama「1日店長Bar~日本酒×コミュニケーション」参加者

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 1日店長Barは、ドリンクを片手に地域課題や未来のまちづくり、ビジネスや文化などを語り合う交流型の取り組みで、今回のテーマは「日本酒×コミュニケーション」。坂木茜音さん(スタジオプレーリー)、玄成秀さん(Agnavi)、池田寛人さん(ファンベースカンパニー)の3人が1日限りの店長として登場した。  

  坂木茜音さんは、建築とアートを学び、地域に根ざしたアートプロジェクトやシェアハウス運営など、場づくりを実践するクリエイターで経営者。デジタル名刺「プレーリーカード」などのコミュニケーションツールの開発などを通じて、人と人をつなぐ活動を展開している。

 玄成秀さんは、東京農業大学博士課程在学中に、ベンチャー企業「Agnavi」を創業。全国120以上の酒蔵と連携し、一合180mLサイズで提供する日本酒アルミ缶ブランド「ICHI-GO-CAN」を国内・世界10カ国へ展開。2023年4月に中区馬車道にオフィスを構え、日本酒文化の継承と発展、商流構築を目指す活動に取り組んでいる。

 池田寛人さんは、ファンベースを軸にしたコミュニティ形成の専門家で、岩手県紫波町で「はじまりのお酒」ブランドの共創コミュニティを運営するなど、地域と日本酒の関係性を深める事業を手掛けている。

 日本酒や地域活性化、ビジネスに関心を持つ多様な参加者が、3人の店長との会話を通じて新たな視点やつながりを得る場となった。

 会場の「Vlag yokohama(フラグヨコハマ)」は、相鉄アーバンクリエイツと東急が共同開発し、2024年6月に開業した横浜駅直結の新ランドマーク「THE YOKOHAMA FRONT(ザヨコハマフロント)」の最上階に位置する施設。ラウンジやオフィス、カフェ&バー、ホールなどを備え、「未来の兆し(=Vlag)溢(あふ)れる共創の場」をコンセプトに、多様な人々が集う空間として活用されている。

 相鉄アーバンクリエイツの林一輝さんは「1日店長Barは、さまざまな分野の専門家や起業家などが日替わりのホストとなって、参加者とカジュアルにつながる場。地域活性化やスタートアップ、新しい技術や文化に興味がある方などに足を運んでほしい」とコメントしている。

 次回の1日店長Barは4月15日に開催。横浜阿波踊りプロジェクト藤棚連の連長で、西区藤棚エリアの情報誌「藤棚新聞」記者の越後巧さんを1日店長に迎え、「商店街活性化における参加している人の希望を反映させるプラットフォームづくり」をテーマに実施する。

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