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野毛と日ノ出町エリアで「野毛大道芸」 第50回記念で50組出演

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 野毛地区と日ノ出町地区で4月19日・20日に「第50回野毛大道芸」が開催される。

第50回野毛大道芸 タイムテーブル

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 野毛大道芸は1986(昭和61)年から続くイベントで、20万人以上が訪れることもある。第50回の出演パフォーマーは、ジャグリングの「桔梗(ききょう)ブラザーズ」、パフォーマンスカンパニー「to R mantion」、ストリートポールアーティスト「めりこ」さんなど延べ50組89人。うち「人間彫刻」とも呼ばれる「スタチュー」が6組、回遊型のフリーパフォーマンスは横浜出身のクラウンジュカちゃんやクラウンしほちゃんなど6組。

 今回限りで結成した「いぶし銀ズ」は、全員が70代のバフォーマーのユニット。パントマイムのヘルシーマツダさん、足長の「ヴィザン・林」さん、人間ジュークBOXのタカパーチさん、マイムバラエティの「チャップリンたび彦」さんで、事務局によると、当初はそれぞれソロで登場を打診したが、パフォーマーたちからユニットでの出演を提案されたという。

 屋外会場は、野毛本通り、野毛坂通り、横浜成田山駐車場、にぎわい座横の「野の広場」と、日ノ出町エリア。横浜にぎわい座(横浜市中区野毛町3)の芸能ホールと野毛シャーレで、屋内のステージ公演も実施する。

 野毛本通りと野毛坂通りは車両の通行止めをし、大道芸と共に店舗での飲食も提供する。横浜成田山駐車場は広々とした空間で大道芸を楽しむことができ、土曜日は日没前後(17時30分~18時30分)にスペシャルステージを設け、昨年初登場した「火付盗賊」が再登場する。

 横浜成田山駐車場では、50回記念のスペシャルゲストとして、瀬戸内サーカスファクトリー(香川県丸亀市)が劇場用現代サーカス作品「Workersワーカーズ!野毛大道芸スペシャル」を披露。迫力ある木材の組み立て、棟上げシーンを中心に作品のハイライトを約40分の大道芸で構成する。

 横浜にぎわい座の「芸能ホール」では50回を記念した「にぎわい座スペシャルステージ」を用意。野毛初登場の「桜小路富士丸&Sunny Wing」さん、サイレントコメディーのゼロコさんらが出演する。

 地下の「のげシャーレ」では、有料公演「ジャグリングの現在」が5回目の開催。ジャグラーの目黒陽介さんが構成・演出を務め、山村佑理さんや森田智博さんなどのパフォーマーと、ピアニストのイーガルさんが4通りのステージを用意する。

 野毛大道芸事務局の飯島香代さんは「もりだくさんすぎてごめんなさい」話し、51回目以降の展望については「来年は40週年なんですよ」と笑顔を見せる。

 ストリートでの開催時間は11時~16時30分。屋内ステージは事前予約が可能で、当日券は10時30分から販売予定。

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