BankART1929は、2月24日から開催する独自企画展「食と現代美術 part2-美食同源」のプログラムのひとつ、BankART Marketへの出展者を募集している。同展覧会は、昨年2月から3月にかけて開催された「食と現代美術 part1」の続編として企画されたもので、美術の視線を通して、食文化を中心とした生活の中に潜むプライベート性、地域性、共有性、暴力性、批評性、時代性、空間性を解き明かしていくと同時に、横浜のもっている食文化の歴史、豊かさにも焦点をあて、芸術文化と食との古くて新しいネットワークを探ることが趣旨。パート2では前回のコンセプトを継承しつつ、美術作家や建築家、一般公募によるインスタレーション・屋台群と、アート系のケータリングチームや実際のフードショップ等からなる混沌とした食と美術の市場「BankART Market」を実施、出展者を募集している。出品対象物の条件は、食と美術に関係するもので、何らかのかたちで「販売物」があること（出展者には一律5万円を援助、販売手数料はとらない）。また、アーティストがBankART周辺の店舗とコラボレーションし、作品を店の中に設置する企画「横濱芸術のれん街」も実施、出品者を募集している。申込締切は2月5日、問合せはBankART1929（担当：戸田、杉山、TEL 045-663-2812）まで。出品および展覧会に関する詳細はホームページを参照。（写真：昨年の展示の様子「食と現代美術part1」）
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