横浜市と横浜市歴史的資産調査会は3月11日、「歴史を生かしたまちづくりセミナー vol.29 様式から見た近代建築~関内周辺近代建築散策」を旧神奈川労働基準局(中区日本大通り)で開催する。開港以来の近代建築や西洋館、土木遺産が遺される横浜市は、その歴史的資産を保護し、まちづくりに活用するための「歴史を生かしたまちづくり要綱」を施行している。同セミナーは、この事業の普及啓発の一環として開かれているもので、29回目の今回は、横浜国大大学院教授の吉田綱市氏による講演「様式からみた近代建築」と、施設見学として旧神奈川労働基準局や旧関東財務局、旧露亜銀行、横浜三井物産ビルなど、通常では見ることのできない関内駅周辺の歴史的建築物を巡る施設見学が行われる。開催時間は13時30分から16時30分まで(雨天決行)。参加費は300円(資料・保険代)、定員60名。応募締切は2月20日、詳細は下記HPを参照。問い合わせは、横浜市都市整備局都市デザイン室(TEL 045-671-2023)まで。
横浜市都市整備局 様式から見た近代建築