「蓮華草元町工房」(中区新山下3-3-18、TEL 045-621-5803)の家具職人達が中心となり結成している「今を生きる洋家具職人の会」(代表:鈴木哲朗氏)は、横浜開港以来の歴史を持つ横浜家具の伝統を伝えるイベント「第3回元町の家具職人展」を3月12日に山手ベーリックホール(中区山手町72、元町公園内)にて開催する。同会は横浜家具の家具づくりの技術を伝承するとともに、現代のライフスタイルにあった新たな横浜家具を創造することを目的に結成されたもの。今回のテーマは「修理と塗装」で、横浜家具のなかでもモダンなスタイルのものが流行した昭和30~40年代の家具を題材に、木工塗装の横浜マイスター・大沢尚氏による伝統的な塗装技法についての話も交えながら、家具職人たちが山手西洋館家具の修復についてのレクチャーを行う。参加費は500円、定員は45名(中学生以上、申込多数の場合は抽選)。申込は往復はがきにて受付(イベント名、住所、氏名、年齢、電話番号を明記、1枚に2名まで記入可)、締切は2月28日(必着)。
蓮華草元町工房