WFP 国際連合世界食糧計画 日本事務所（西区みなとみらい1）は2月15日、飢餓救済と人道援助をテーマにしたゲーム「FOOD FORCE（フードフォース）」の教師用ガイド「フードフォースから学ぶ国際協力－食糧援助の最前線－」の完成を発表、教育関係機関への無償配布の申込受付を開始した。「FOOD FORCE」は、世界中の飢餓の現実とWFPの緊急食糧援助活動を、より多くの人々に理解し、学んでもらうことを目的にWFPが制作したPC用のゲームで、英語版が昨年4月にWeb上で公開された。10月にはゲーム大手のコナミの協力のもと制作された日本語版が公開され、公開から3日間でダウンロードは10万件を記録、世界中では300万件ダウンロードされている。教師用ガイドは、飢餓と国際協力に関する学習プランや、食糧援助と国際協力の実際の活動例を紹介するもので、一般向けと子ども向けの「FOOD FORCE」日本語版CD-ROMと、WFPの活動を紹介する5つの短い映像も含まれている。制作部数は750部。世界の飢餓状況を示した「ワールドハンガーマップ」(約100cm×70cm）やWFPと国連WFP協会の活動を紹介するパンフレットとともに、教師や学校、様々な教育機関に無償で配布される（送料別、先着順受付）。申込はWFPのウェブサイトより。WFPは毎年6,100万人の子どもを含むおよそ9,000万の人々に食糧を支援している国連唯一の食糧援助機関。
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