
横浜美術館は7月17日から9月20日まで「ノンセクト・ラディカル 現代の写真 III」を開催する。同展は「失われた風景」展、「反記憶」展につづく現代の写真シリーズの最終章として、写真や映像表現が持つ「政治性」と「ラディカリズム」に注目し、真実を伝えるメディアとしての復権の可能性を探ることがテーマ。出品作家は奈良美智氏、米田知子氏、石川真生氏、露口啓二氏、ダヴィット・クレルボ氏、スティーヴ・マックィーン氏、アンリ・サラ氏、アラハム・シブリ氏の8作家で、約240点の作品が展示される。料金は一般1,000円、大学生・高校生700円、中学生・小学生400円。また会期中には各作家によるアーティスト・トークに加え、横浜美術館学芸員の天野太郎氏、倉石信乃氏による記念講演会も行われる。こちらは入場無料。また、アートギャラリーでは「ナデジダ・オレック・リャホヴァ展 ヴァニタス」(8月15日まで)も開催される。横浜美術館