米国シカゴに本社を置く不動産投資顧問会社、ラサール インベストメント マネジメントは3月29日、東急リアル・エステート投資法人が所有する横浜山下町ビル「バーニーズニューヨーク横浜店」（中区山下町36）の信託受益権を、同社が組成する「横浜元町プロパティー特定目的会社」の投資対象物件として取得する譲渡契約を締結したと発表した。物件の引渡は4月26日完了予定で、譲渡価格は64億8,000万円。「バーニーズニューヨーク横浜店」は1993年にバーニーズニューヨークの日本第2号店として開店、高級で洗練されたアイテムをそろえるスペシャリティーショップとして根強い人気がある。今回の投資の目的は、同社の商業ポートフォリオに優良な都市型商業店舗を加え、資産の多様化を促進し、バランスの向上を図ること。なお、同物件は同社が組成したアジア太平洋地域不動産投資に特化したファンド「ラサール アジア オポチュニティーファンドII」に組み入れる。同ファンドの運用資産規模は約3,000～4,000億円で、そのうち約60～70％は日本の不動産に投資される予定。
バーニーズニューヨーク