チャイナコンテンツの企画制作を手がけるフーシャンメディア・ジャパン（中区元浜町3、TEL 045-222-0365）は4月11日、ポッドキャスト対応の中国語の学習支援情報を提供するインターネットラジオ番組「中国語熱烈放送局 ～Chinese Hot Station!!～」の放送を開始した。同番組は中国語学習者を対象に、教材や電子辞書、語学学校など中国語の学習環境を選択する際に役立つ情報を音声コンテンツで提供するもの。番組では中国語学習に関る製品やサービスの担当者をゲストに迎えて内容の説明や裏話などを聞く「熱烈対談」コーナーや、中国語学習情報・上海情報を掲載している同社運営のウェブサイト「中国語ドットコム」のコンテンツ紹介コーナー、リスナーからの質問や意見に答えるお便りコーナーなど、中国語学習についての様々な情報を提供する。1話あたりの放送時間は15分程度、1週間につき1話ずつ新番組を追加していく。視聴料は無料。視聴者は「中国語熱烈放送局」にアクセスしウェブ上で視聴できるほか、携帯MP3プレーヤーへの配信もできる。同社代表取締役社長の橋本竜男氏は、「2005年末に行った自社の調査で、国内の中国語学習者は現在約200万人で、毎年10%ほどの率で伸びていることがわかりました。今後、北京オリンピックや上海万博開催に向かい一層中国語学習熱が高まると予想され、業界では韓流ブームに続いて華流ブーム到来の動きもあります。しかし、中国語学習は英語学習に比べ教育指導者の数、教育指導のメソッド、教材選択の情報やノウハウが行き渡っていないため、学習者のほとんどが初級者レベルにとどまり、理解を深める環境にないのが実情です。そこで無料で誰でも視聴できるネットラジオを使い、急増する中国語学習者に情報を届けたいと思い、スタートしました」と番組の狙いを語る。今後は中国のポップス歌手や有名俳優と中国語を交えたインタビューも配信し、中国語学習の動機付けを高める文化紹介を行っていく予定。
中国語熱烈放送局