横浜トリエンナーレ組織委員会が4月21日に旧関東財務局(中区日本大通34)で開催する「横浜トリエンナーレ2005・ドキュメント」出版記念会で、組織委員会が発行する「横浜トリエンナーレ2005 ドキュメント」と、横浜市芸術文化振興財団が発行する「トリエンナーレからシティアートへ~市民から見た横浜トリエンナーレ2005」の2つの記録集が刊行される。「横浜トリエンナーレ2005 ドキュメント」は展覧会の準備から終了までに行なわれた一連の活動を、写真家の安齋重男氏の撮影による記録写真、参加作家の制作・展示スケジュール、展覧会終了後の決算報告、来場者アンケートなど様々なデータを盛り込み記録集としてまとめたもの。体裁はB5変型サイズ、307ページ、和英バイリンガルで、定価2,500円。NADiff(東京都渋谷区)と六本木ヒルズアートアンドデザインストア(森アーツセンターミュージアムショップ)で購入できる。一方、もう一つの記録集「トリエンナーレからシティアートへ~市民から見た横浜トリエンナーレ2005」は横浜シティアートネットワークとはまことりが編集したもの。サポーターや応援企画、周辺イベントなど展覧会に関わった個人、団体、子どもたちの声と、関わらなかった地元の人たちの声をとりあげ、市民の視点から検証するという内容。4月21日の出版記念会は17時開始、総合ディレクターを務めた川俣正氏や写真家の安斎氏による特別トーク、展覧会設営から会期中の様子を録画した映像の紹介などを行う。4月23日にはNADiff本店(東京都渋谷区)でも開催する。(写真は「横浜トリエンナーレ2005 ドキュメント」)
横浜トリエンナーレ2005