横浜市は4月25日、都心部における文化芸術創造都市づくりのスタートアップ事業として平成16年2月に運営を開始した「BankART1929(バンカート)」の実験事業の成果を発表した。BankART1929の平成16年2月から平成18年3月までの活動実績は、実施イベント数約600件(うち主催・共催事業約120件)、入場者数約17万1,000人(約230人/日)、バンカートスクール講座数・受講者数60講座・824人、カフェ・パブ来客数約54,000人、視察件数約182団体、プレス掲載数437件、メーリングリスト参加者6,500人。実験事業の成果として「横浜都心部に文化芸術の新しい活動拠点が形成され、文化芸術創造都市・横浜をアピールできた」「歴史的建築物活用の成功モデルとなった」、「NPOならではの特性をいかした人的・空間的・時間的に柔軟な運営ができた」などを挙げている。実験事業の成果を踏まえ、横浜市とBankART1929(NPO法人申請中)は、今後3年間の「都心部歴史的建造物等活用事業に関する基本協定」を結び、横浜都心の創造界隈形成の先駆的な事業展開をしていくという。平成18年度のBankART1929の活動拠点は、旧第一銀行のBankART 1929 Yokohamaと日本郵船倉庫のBankART Studio NYKの2カ所となる。(写真=BankART 1929 Yokohama 1階ホール)
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