ユニリーバ・ジャパン(東京都目黒区)はダヴの新製品発売記念キャンペーンとして、パシフィコ横浜の屋根に世界最大の屋外広告(ギネスブック申請中)をゴールデンウィーク限定で設置する。観光客が近隣の横浜ランドマークタワーや大観覧車のコスモクロック21などから眺めることを想定したもので、パシフィコ横浜の屋根が広告媒体となるのは初めて。同社が2006年2月に発表した商品「ダヴ・リフティングモイスチャーシリーズ(洗顔料・ボディソープ)」の発売記念キャンペーンとして設置した。広告はパシフィコ横浜の屋根(225×121メートル)にシートを貼り付けたもので、大きさはサッカーフィールドの約3.5倍強、写真のモデルの身長は約70メートルになる。掲載内容は、全国からオーディションで選ばれた一般女性がモデルとなった巨大な全身写真、商品写真に、「もう素肌は隠さない。」というキャッチコピー、ダヴのロゴマーク。同社では、既存の「美しさ」の既成概念にとらわれずに、女性に自分の美しさを再発見してもらうことを目的に、2004年から一般女性を広告モデルに採用し世界各国で「リアルビューティ・キャンペーン」を展開している。その一環として世界10カ国・アジア10カ国で実施した意識調査で、日本人女性は美しさに対する自己評価が世界一低いという結果が出た。この巨大広告で、日本人女性の肌の美しさと、十分なケアをして自信をもって素肌を出すことの楽しさをアピールする狙い。
ダヴ