グリーンマップ横浜(中区相生町2)、NPO法人ナイスヨコハマ(中区翁町2)、YC・ドキュメント(中区尾上町3)の3者は共同で、横浜ベイエリアの「環境マップ」型フリーペーパー「ハマチャリ・ロードマップ」を4月27日に発行した。これは、中区ベイエリア版マップの定期発行に取り組むグリーンマップ横浜と、レンタサイクル「ハマチャリ」のPR・利用促進を図りたいナイスヨコハマの環境保護という共通の理念が一致し、昨年からNPO支援サービスを事業戦略としてはじめたYC・ドキュメントとの3者による協働プロジェクトとして、横浜市環境創造局の助成を受け実現したもの。グリーンマップとは、市民の手によって身近な環境を世界共通のアイコン(絵文字)で表す地図をつくるプロジェクト。世界40カ国・250以上の地域で活動が行われており、横浜地域ではグリーンマップ横浜が活動している。ハマチャリは自治体が回収した放置自転車を整備士が修理・点検して再活用するレンタサイクル。利用料金は1日1回500円。ステーションは現在、新高島、日本丸、伊勢佐木町、馬車道、赤レンガ、大さん橋、石川町の7カ所。フリーペーパー「ハマチャリ・ロードマップ」はA3版(折畳みサイズ=8.5×15センチ)で、表面はみなとみらい地区を含む中区ベイエリアのグリーンマップとなっており、地図上にハマチャリ・ステーションと、エコ散策コース、花の名所、歴史的建築物、アートスポットなどがアイコンとして表記されている。裏面は「ハマチャリ新聞」として、健康と環境、観光に関する記事を掲載している。配布場所はハマチャリ・ステーションや桜木町の観光案内所など市内各所。今後は年4回の定期刊行を予定している。
グリーンマップ横浜