社団法人神奈川地域活性化推進協会は8月1日まで、横浜美術館前グランモール公園・美術の広場で「横浜スーパーサマーフェスタ2004」を開催している。同フェスタは「開国・横浜開港150周年記念事業」の一環として「神奈川お台場」の保存活用と、その周辺地域活性化の重要性をPRすることが目的。「神奈川お台場」とは開港の時期に勝海舟の設計・指導のもと建造された海防施設で、現在は大部分がJR貨物の東高島駅や横浜市中央卸売市場本場の地下に埋もれている。同協会は同施設を歴史的資産と位置づけ、「お台場公園」として一部保存に取り組んでいる。会場では神奈川お台場や横浜開港に関するパネルや写真などを展示するほか、横浜「ものの始め」とされるビールやアイスなどの即売を行う。また、女性ボーカル7人組「YOKOHAMA 7DIVAS」のライブステージも行われる。