横浜フランス月間・2006「純フランス委員会」は6月27日、「リストランテ・アッティモ」(西区みなとみらい1)でフレンチシェフなど約30名による「夢の饗宴レストラン」を開催、訪れた約220名がフレンチをはじめとする豪華な料理に舌鼓を打った。
「横浜フランス月間」は官・民一体となり「6月の1カ月間をフランスの文化や物で溢れた街」にするべく2005年にスタートしたもので、今年は期間を延長し7月17日までの約1カ月半にわたり開催している。昨年に引き続き、横浜市内のフレンチシェフをはじめ、パティシエ、パン職人、ソムリエ、バーテンダーらが集まり、食に関する様々な企画を行う「純フランス委員会」を期間限定で結成した。今年はさらに和・洋・中の料理人なども加わり、総勢99名となった。
「夢の饗宴レストラン」では「純フランス委員会」のうち約30名のシェフたちが参加し、来場者に各店自慢の料理を披露した。開宴前には中村祐介氏によるブルースバージョンの横浜市歌の熱唱、中田宏横浜市長による挨拶などがあり、開宴後には横浜開港150周年推進協議会による横浜の近代化の歴史の紹介、CYGNET横浜、白姫隊による「ハマこい踊り」などの催しが披露され会場は大いに賑わった。
会場となった「リストランテ・アッティモ」は横浜美術館内にあるフレンチレストラン「ブラッスリー・ティーズ」の姉妹店で、パシフィコ横浜展示ホール2階に4月にオープンした。フランス料理のテクニックを活かしたイタリア料理で、海が見える開放的なロケーションと、200インチ大型スクリーンや挙式用祭壇スペースがあり、店内で挙式ができることが大きな特徴。
「純フランス委員会」では7月10日にもシェフが饗宴する晩餐会「マイ・フレンチ・フルコース」を横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ4階「清流」で開催する。これはオードブルからデザートまでを横浜の料理人たちが作るディナーコース。ブッフェスタイルの立食形式ではなく、着席型のコース料理として異なる店のシェフたちが饗宴するのは珍しい。定員100名、料金は15,000円、要正装。問合せ・予約は横浜観光コンベンション・ビューロー(TEL 045-221-0122)まで。