ZAIMサポーターズスクール（加藤種男校長）は、2008年の第3回横浜トリエンナーレの開催に向けて、サポーターの意識とスキルを強化するための研修旅行「ZAIMサポーターズスクール・修学旅行［第1弾弘前編］」を開催する。

　同企画は、国内・海外で行われているトリエンナーレやビエンナーレなどの現代美術の国際展や、地域に根ざしたアート・プロジェクトなど、ボランティアのサポートによって運営される美術の現場を訪れて、現地のサポートスタッフやボランティア、アーティストの話を聞き、次回の横浜トリエンナーレに向けた組織づくりに役立つようなスキルの獲得をめざすもの。

　ZAIMサポーターズスクールの修学旅行第1弾は、昨年のトリエンナーレにも出品した奈良美智+grafにより、弘前市の吉井酒造煉瓦倉庫で7月29日から10月22日まで開催される「YOSHITOMO NARA＋graf AtoZ」展と青森県立美術館を訪問する。「AtoZ」展は、NPO法人harappa（青森県弘前市）のサポートにより運営される美術展。40以上の様々なテーマの小屋を建て架空の街並をつくり出す。青森県立美術館は、彫刻家の成田亨さん、現代美術作家の奈良美智さんなど、近・現代の青森県出身作家や、青森にゆかりのある作家の美術作品を中心に収蔵する美術館で、7月13日にオープンする。開館準備段階から組織されたボランティアスタッフが運営に参加している。

　ツアーの開催日は7月29日から30日で、参加費は69,000円より（羽田空港からの交通費、宿泊費、食費、入場料込）。7月9日には、ZAIM（中区日本大通34　TEL 045-222-7030）で説明会が行われ、「YOSHITOMO NARA＋graf AtoZ」展の概要と修学旅行の目的、行程などを横浜美術館の天野太郎さんがガイダンスする。参加費は無料。

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