負けるとお仕置き「ゲーム機 Pain Station 2」最終公開

PainStation 2と開発者の「///////// fur ////」

PainStation 2と開発者の「///////// fur ////」

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 「ITとアート」で生活を豊かにする新しい家電の商品化や販路の開拓を推進している非営利団体クリエイティブクラスター(中区北仲通5、岡田智博代表)は7月22日から30日までの映像文化都市フェスティバル「ヨコハマEIZONE」期間中に、欧州で人気の、負けると「お仕置き」を受けるゲーム機「PainStation 2」を特別公開する。

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 同ゲーム機は、既存のメディアやゲームで知覚できる感覚を超える「第X感」を促すアートの開発しているドイツのメディアアーティストユニット「///////// fur ////(ファー)」の作品で、2人のプレーヤーがテーブル型のゲーム機をはさみ、左手をマシーンの「痛み発生ユニット」の上に置き、ゲーム機中央の画面に表示される対戦型ピンポンゲームを右手で操作して勝負をするというもの。ゲームでミスをすると左手が鞭による打撃、電気ショック、電熱といった罰を受け、痛みに耐え切れず左手を離すと負けとなる。欧州ではプレイヤーが意地の張り合いで痛みを我慢し、ケガ人が続出しているという「世界一危険なゲーム機」。

 会場は、YOKOHAMA WONDER ROOM「ヨコハマEIZONE ZONE1 ZAIM(ザイム)別館」(中区日本大通34)内で、公開時間は11時30分から19時まで(金・土は20時30分迄)。入場料は500円(ヨコハマEIZONEの他の有料展示等にも参加可)。

 映像文化都市フェスティバル「ヨコハマEIZONE」は、創造的産業の中で今後の成長が見込めるCG、ゲーム、放送、映画等の映像文化産業や教育機関の集積をはかることを目指して「映像文化都市づくり」事業を推進する横浜市が「ヨコハマEIZONE実行委員会」(横浜市・NHK横浜放送局・横浜市芸術文化振興財団・NHKエンタープライズ)を組織し開催する映像系フェスティバル。北仲BRICK&北仲WHITE、万国橋SOKO、BankART1929 Yokohama、ZAIM、東京藝大大学院馬車道校舎・新港校舎などで、映像上映、作品展示、マーケット、カフェや、シンポジウムなどが開催される。

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