横浜美術館(西区みなとみらい3、045-221-0300)は7月15日から9月20日まで、「日本×画展(にほんガテン!) しょく発する6人」を開催する。
同展は、古代絵画から近代「日本画」へと受けつがれた美意識や主題・技法のうち、現代の「日本画」が捨て去り、見失ったものに新たな価値や創作の手がかりを見出し制作に取り組むアーティストを紹介し、その創作活動を支援するもの。
出品作家はしりあがり寿さん、小瀬村真美さん、中上清さん、中村ケンゴさん、藤井雷さん、松井冬子さんの6人で、美術館所蔵の近代「日本画」の中から選んだ作品と自作を関連づけた展示を試みる。藤井さんは、横浜美術館の「子どものアトリエ」で初めて日本画の技法にふれ、この展覧会でデビューする新進作家。
期間中には作家によるアーティスト・クロストークの他、7月17日には中村ケンゴさん、8月25日にはしりあがり寿さんによるワークショップも開催される。また、両作家のワークショップは連携事業としてランドマークプラザでも開催される。観覧料は一般1,000円、大学・高校生700円、中学生400円。休館日は毎週木曜。