ヨコハマポートサイドギャラリー(神奈川区栄町5、TEL 045-461-3033)で、ビデオ・インスタレーション展覧会「メランコリック・ユートピア展~幻惑の都市像 e-scape into the real world~」が開催されている。
同展は2人のビデオ・アーティスト、河合政之さんと瀧健太郎さんによる2部構成の展覧会。7月21日~8月12日までは河合政之展「Color Scenes」で、色と音で移りゆく街の情景を表現した作品を展示。9月1日~9月22日までは瀧健太郎展「Bild:Müll」で、街のなかにある文字やイメージを、崩れた瓦礫のようなオブジェにコラージュした作品を展示する。開廊時間は11時から18時まで、入場無料。日曜・祝日休廊。9月2日には、両氏によるビデオ・ライブ・パフォーマンスとレセプション・パーティーを開催する。
河合さん、瀧さんらは「AKT」(アクト)という名前で「ZAIM」本館203号室に8月初旬にも入居する。ZAIMでの活動内容は、「NPOビデオアートセンター東京」のライブラリー機能の一部移転や、映像イベントの開催など。なお、「AKT」がルームシェアする団体は、同じく映像作品のアーカイブに取り組む「ミアカビデオアーカイブ準備室」。(写真=河合政之展「Color Scenes」)