横浜市交通局(中区港町1、TEL 045-664-2525)は9月28日までに、横浜市営地下鉄の全32駅に自動体外式除細動器「AED(Automated External Defibrillator)」を設置する。
設置は利用者の安全・安心を目的としたもので、今回の設置対象駅は、今年3月に設置済の横浜駅を除く31駅。各駅に1台設置する。
「AED」は自動体外式除細動器のことで、心臓の突然停止(心室細動)の際に電気ショックを与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器。
突然の心停止状態になったとき同器を使って緊急に処置をすれば、救命率が増加すると言われている。特に医学的知識がなくても一般人が使用できる医療機器で、少しでも早い処置による救命が期待できる。