香港セダンチェアレース実行委員会(日本香港協会内、TEL 03-5210-5870)は、11月3日に山下公園および中華街周辺で行われる「第3回香港セダンチェアレース」の参加者を募集している。
「セダンチェアレース」は日本の駕篭(カゴ)のような乗り物・セダンチェアに人を乗せ、担いで運ぶ香港発祥の「駕篭かきレース」で、チェアの装飾やメンバーの衣装などを含めたデコレーション、歌や踊り、楽器演奏といったパフォーマンスの総合得点を競う「メインレース」と、装飾無しのチェアを使用し、約100メートルのコースでタイムを競う「スピードレース」の2つを行う。優勝チームには「香港旅行豪華ホテル付き招待券」「横浜ベイスターズ年間全試合招待チケット」などの賞品も用意。応募締め切りは9月24日。参加費はすべて「MOTTAINAI(もったいない)キャンペーン」に寄付される。
同レースは1975年から香港でチャリティーイベントとして行われているもので、2004年に香港以外では初の「第1回香港セダンチェアレース」を横浜で開催。昨年の第2回大会には、企業チームや地元の横浜ベイスターズ、横浜中華街発展会、エンターテイナーのグループや子供のダンスチームなど16チーム約300人が出場した。実行委員会では今年は30チーム約500人の参加を見込んでいる。開催について同担当者は「レースの起源である『病院へ患者を運ぶためのチャリティー』と言う精神と、『参加して楽しいイベント』と言う部分をぜひ味わって欲しい」と話している。