4月1日にパシフィコ横浜会議センター内に国連大学高等研究所が移転。今回の移転は横浜市が国際協力の一環として国際機関の誘致を進めてきた中で、国連大学高等研究所が横浜において、これまで以上に幅広く有意義な研究・研修活動の展開を期待する形で実現。国連大学高等研究所は世界14ヶ所にある国連大学の研究・研修センター等の1つで、1996年に設立。現在は、持続可能な開発に向けての戦略的アプローチに重点を置きながら研究・研修活動行っており、所長は生物工学、発展途上国における生物多様性に係る政策などを専門とするA.H.ザクリ氏。横浜市は今回の移転により、市内にある大学や研究機関、国際機関、経済界、NGO等との連携の可能性と、同時に横浜市の学術・文化の振興や国際協力の推進、市民のより一層の国際理解を期待する。
国連大学高等研究所