横浜の集客力向上を目的に設立された「横浜観光プロモーションフォーラム」は10月4日、平成18年10月認定事業に認定された18件の事業を発表した。
今回の新規認定事業(カッコ内は事業者名)は、横浜が舞台のドラマのロケ地を切り口とした横浜特集を展開する「『駅前プログ』タイアップ企画 NTVドラマ『たったひとつの恋』による横浜集客作戦」(駅前探険倶楽部)、横浜が消費量日本一のワインをキーワードにした「『横浜ワインムーヴメント』~ワインの街 横浜~」の展開(キリンビール)、横浜特集モバイルサイト「JACCS TOWN」(仮称)に市内事業者の観光情報を無料掲載する「横浜のエリア情報を携帯サイトで」(JACCS TOWN)事業(ジャックス)、地元高校生による全国の修学旅行生の横浜への誘客に伴うシティーセールス活動「横浜お試しイロハハハ計画」(横浜市立横浜商業高校)など8件で、応募総数19件のうち18件が認定され、うち13件に合計で975万円の助成金を交付する。
継続事業10件を合わせた計18事業の総事業費は10億6,063万円で、事業の実施により、横浜への誘客数=145,390人、パンフレット・チラシ=約2,568万部、ホームーページへの総アクセス数=9,892万PV、メールマガジンの配信数=約1,061万通などのほか、衛星テレビ媒体などでのPR効果を見込んでいる。同事業の認定期間は2006年10月1日~2007年9月30日。
認定事業は「横浜への来訪者を増やす事業」を広く募集するもので、審査・認定された事業に対しては、横浜観光プロモーションフォーラム会員企業や横浜市、横浜観光コンベンション・ビューローがバックアップを行うもの。フォーラムの会員数は188団体(2006年10月1日現在)。11月30日には、認定事業発表会を行い、認定事業者とフォーラム会員のビジネスマッチングを図る予定。