横浜市中区のニュースパーク・日本新聞博物館（横浜市中区日本大通11、TEL 045-661-2040）は10月22日まで、「開館6周年・新聞週間イベント」を開催している。

　イベントは、新聞週間（10月15日～21日）と同館の開館6周年（10月12日）にちなみ企画されたもの。期間中の土曜、日曜、祝日に小・中学生と同伴保護者の入館を無料にするほか、新聞に関するクイズラリーや新聞紙を使ったブローチ作りのワークショップなどを実施する。開館記念日の12日は来場者全員が入館無料になる。

　21日13時からは、今年度「新聞協会賞」を受賞した、毎日新聞東京本社の佐藤賢二郎さん、京都新聞社の向井康さん、西日本新聞社の斉田康隆さんが取材秘話を語る「新聞記者講演会『震災・福祉・水俣病取材の現場から』」を開催。フジテレビジョン報道局取材センター室長の本間正彦さんをコーディネーターに、それぞれが「パキスタン地震」「社会福祉」「水俣病」をテーマに講演を行う。

　講演を企画した同館担当者は、「日頃読者の前で話をすることのない記者が取材の裏側を語り、日ごろ考えていることを一般の人に知ってもらう良い機会」と話している。会場は同館6階の情文ホール。聴講無料。参加希望の200人を抽選で招待する。申込みは日本新聞博物館・事業部まで。

日本新聞博物館