10月21日・22日の2日間、横浜・関内駅近くの吉田町大通りと福富西公園(横浜市中区福富町)で「第7回 ヨコハマ吉田町通り アート&ジャズフェスティバル」が行われる。
吉田町通りは、伊勢佐木町商店街と野毛地区をつなぐ約250メートルの商店街で、画廊4軒と画材店、造形教室、骨董、ダンス教室など「アート」に関係する店が軒を連ねる。同フェスは、通りの特徴を生かし、若い作家を育てる「横浜のモンマルトル」を目指して2003年から開催しているもので、当日は通りを封鎖し、ストリートアートのフリーマーケットとジャズの生演奏を行う。今年は57組のアーティストがブースを出店し、子供絵画教室、即興ペイントなどを開催。2日間で50~60万人の集客を見込む。
商店街の今井大会長によると、1商店街が「ジャズとアート」をテーマに街おこしを行う例は珍しいという。同イベントのプロデューサーを務める石橋稔さんは「イベントに合わせて創刊したタウン誌「関外 吉田町名店街」(1部50円)を配布したり、アンケート調査を実施して来場者のニーズを捉えるなど、次回以降につなげていきたい」と話している。開催時間は両日とも11時~16時。