横浜観光コンベンション・ビューロー(横浜市中区山下町2、TEL 045-221-2111)と横浜高速鉄道(中区元町1、TEL 045-664-1621)は11月1日から、横浜への誘客キャンペーン「横浜三塔物語」を展開している。
キャンペーンは、開港以来横浜のシンボルとなっている3つの歴史的建造物である神奈川県庁(通称「キング」、高さ=49メートル)、横浜税関(通称「クイーン」、高さ=51メートル)、横浜市開港記念会館(通称「ジャック」、高さ=36メートル)の「横浜三塔」を大切に育て、官民協働で盛り上げることが目的。11月1日から横浜駅・桜木町駅の観光案内所などで「横浜三塔物語マップ」を配布し、3日からみなとみらい線の各駅で記念パスネット(1,000円)の限定発売を行うほか、三塔のスポットを巡るシティガイドツアーの開催やグッズの開発・販売などのキャンペーン活動を行う。
「横浜三塔物語」は、「横浜三塔」を地上から同時に見える場所全てを巡り三塔を眺めると願いが叶う、という新都市伝説のことで、「外国の船乗りが、横浜三塔に航海の安全を願掛けした」という言い伝えや「三塔が震災などの試練を乗り越えてきたことから、カップルが困難を乗り越えて結ばれる」という噂に由来しており、該当する場所にはプレートが設置されている。設置場所は、日本大通りの神奈川県庁正面、横浜赤レンガ倉庫付近(海側)、横浜港大さん橋国際客船ターミナルの3カ所。キャンペーンは来年の3月10日(横浜三塔の日)まで。(写真=「横浜三塔物語」キャンペーン記念パスネット)