日本ケンタッキー・フライド・チキン(東京都渋谷区)は11月3日、日本国内のケンタッキーフライドチキン(以下KFC)ブランドにおける新たなロゴマークを導入した第1号店舗として「KFCクイーンズスクエア横浜アット店」(横浜市西区みなとみらい2)を開店した。
新しいロゴは、KFCの創業者のカーネル・サンダースさんの「手づくり」、「おいしさへのこだわり」を表現したもので、笑顔のカーネルさんがエプロンをかけたデザインとなった。日本での愛称は「エプロンカーネル」。11月より店舗や印刷物に使用しているロゴを順次変更する。
今回の新ロゴ導入は、KFCのマスターフランチャイザーのサム・ブランズ(米国)のグローバル・ブランド戦略の一環で、「おいしさへのこだわり」をベースにしたKFCのブランド・ポジショニングの確立を狙うもの。全世界のKFCのロゴも11月より順次「エプロンカーネル」に変更される。
カーネル・サンダースさんは1890年生まれで、本名はハーランド・サンダース。米国ケンタッキー州のコービンで経営していたガソリンスタンドに併設して食堂「サンダース・カフェ」を開業。1939年にフライドチキンの調理法を完成させた。「カーネル」という名前は、ケンタッキー州への貢献を称えて州知事から贈られた名誉称号。
日本KFCは1970年の創業で、1970年大阪で開催された万国博覧会に実験店を出店。同年11月に日本の1号店を名古屋にオープンした。