レストランチェーンを展開するサンデーサン(山口県周南市、石原直樹社長)は11月10日、横浜の山下町に新業態1号店となるカフェ&レストラン「サンデーサン山下町店」(TEL 045-226-3501)をオープンする。場所は、中区山下町消防出張所に隣接する「アクティ山下町」の1階。
同地区への出店は、契約満了となる新横浜店の代替店舗として横浜地区でのシェア確保が目的で、「脱ファミレス」を目指し、大都市型立地での新タイプレストランとして位置付けるための新業態店となる。店舗面積は277.87平方メートルで、席数は88席。従来店と異なり、朝・昼・夜の時間帯ごとに出すコーヒーの種類や提供メニュー、従業員の制服にバリエーションを持たせ「違う顔」づくり試みる。内装も、従来の白を基調としたものから木調の壁へ変更するなど、夜のバー使用を考慮した落ち着いた雰囲気づくりを行う。
一新されるメニューは、朝はコーヒーやサラダ、ベーカリーのビュッフェ(780円)、昼から夕方はパスタや日替わり弁当などのランチ(780円~)、パフェ(400円~)などのデザート類とドリンク、夜はスペアリブ(1,480円)、海鮮親子丼御前(1,180円)などのディナーメニューやアルコールを提供する。同社広報担当者は「新店は、当社が運営する異業態店からのアイデアを寄せて作った実験店舗。近隣会社員や住民の方などの多様な来店目的に応えたい」と話している。営業時間は7時~23時。年中無休。
同社は1971年10月、山口県徳山市(現・周南市)に第1号店を出店。中国地方・首都圏・近畿圏を中心に同名のレストランのほか、パスタレストラン「ジョリーパスタ」、イタリア料理レストラン「フラカッソ」などを展開している。(写真=「サンデーサン山下町店」の新ロゴ)