11月11と12日の2日間、横浜桜木町駅近くの野毛地区一帯で「第32回野毛大道芸」が開催される。
イベントは、同地区の野毛坂、野毛本通り、柳通りの各通りを閉鎖し、大道りの8カ所をステージにして国内外のパフォーマーによる競演が行われるもの。参加パフォーマーはパントマイム、人間彫刻、中国雑技、ジャグリング、フェイスアート、風船芸など計20組で、外国人アーティストも4組参加する。今回は、ヨーロッパから男女ユニット「ドリームステートサーカス」が初来日しアクロバランスとジャグリングのパフォーマンスを披露する。
「野毛大道芸」は1986年の春に横浜の下町「野毛」の地元商店主たちの呼びかけで町おこしとして始まり、現在ではポピュラーになった日本各地の大道芸イベントの「パイオニア」としても知られている。大道芸を主催する実行委員会の担当者は「大道芸の運営はすべて横浜全市から集まるボランティアによるもので、彼らのお陰で市内の広範囲に渡ってイベントの告知ができている。横浜の新市民の方に下町のお祭りを楽しみに会場に足を運んでほしい。ただ、出演者に出演料はないので、投げ銭も是非用意して」と話している。集客目標は20万人。開催時間は11時~16時。小雨決行。